中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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受賞した作文 その2

 「田んぼで見つけたエコアクション」の作文は、明快性・新規性・有用性があり、文章表現もすぐれています。

1.明快性
 この作文は、「地球にやさしくするには、どうすればよいか」という問いに、的確に答えています。米や野菜を作る「おじいちゃん」の取り組みをよく観察し、エネルギーの節約、できるだけ薬を使わない育て方、水を大切に使う姿勢や方法が書かれています。

2.新規性
 よく観察することによって、いくつもの工夫や方法を発見しました。たとえば、田畑に名前をつけて板書すると行き先がわかること、葉みゃくを見るとイネとヒエを区別できることが書かれています。また、「おじいちゃんのタンクきれいかな、と思ってのぞいてみる」と、メダカによる浄化システムがありました。

3.有用性
 環境にやさしい方法が具体的に書かれています。早ね早起きは、電気を節約できる生活です。草刈や雑草ぬきによって、できるだけ薬を使わない育て方が具体的にわかります。また、雨水を大切に使い切る方法や、タンク内の水をきれいに保つ方法もわかります。これらの考え方や方法は、原理がわかりやすいため、実行や応用ができそうです。

4.表現力
 場面が思い浮かび、説明に順序があり、文末には変化があります。たとえば次の段落を見てください。倉庫、屋根、とい、タンク、雨水、じゃ口、バケツ、手や野菜へと映像が浮かぶことでしょう。また、大きいものから小さいものへ、高い所から低い所へと視線が移ります。文末は、「してあります。」「べんりです。」「使います。」のように異なり、くどい印象を与えません。

 倉庫の屋根からは、といを通って大きなタンクに雨水がたまるようにしてあります。そのタンクの下には、水道と同じじゃ口がついていて、よごれた手や土のついた野菜を洗うのにとてもべんりです。じゃ口の下にはバケツをうけていて、手や野菜を洗った水をためておいてまた水やりに使います。


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