中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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論文の結論は先頭か最後か その2

 日本の論文が尾括型傾向である理由として、日本語の文法や日本人の慣習をあげました。―匕譟米飴譟砲文の後ろにくる、以心伝心を美徳とし主張をあからさまに述べない、8緤で統括する、といったことです。ここではについて、「結論は先頭か最後か」と「リーダーは先頭か殿(しんがり:最後尾)か」を対比して考えてみることにします。

 「リーダーは先頭か殿か」の問いは、登山や仕事のプロジェクトで話題になります。プロジェクトは論文と同様に、新規性が特徴で有用性も重要です。新しいことに取り組むので、困難な状況が発生する可能性があります。いろいろな状況に対し、リーダーの役割は目標達成に向けてプロジェクトを推進することです。

 登山のプロジェクト形態を、単独行、アルパインスタイル、局地法に大別することにします。単独行はリーダーと要員が同一者です。新規性と有期性(開始と終了)があれば一人でもプロジェクトになります。アルパインスタイルはリーダーが主導する数名からなる少数精鋭組織で、短時間に目標達成を目指します。局地法は数十人から数百人の要員から成るピラミッド組織で、じっくり時間をかけて目標を目指します。局地法のリーダーは後方から指揮をとります。

 日本において10数人からなる登山やハイキング(軽登山)のプロジェクトでは、サブリーダーが先頭になり、リーダーは一番後ろを歩きます。つまり、リーダーは殿です。平常時は、後方から様子を見ながら、要員の主体性を尊重します。しかし、緊急時、判断が難しい重要な場面、技術的に困難な局面では、リーダーが先頭に立ちます。

 一方、欧米ではリーダーが先頭です。リーダー(leader)は「先導者」だからです。重要な立場にあり、要員の協力を得て率先して目標に向かいます。SF映画「インディペンデンス・デイ」のように、大統領が自ら宇宙船に乗って侵入者と戦うような場面がみられます。

先頭 殿(しんがり)
 リーダーが率先
 目標がわかりやすい
 要員の主体性重視
 目標がまとまりにくい


 次回に続く

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