中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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グラフから作文する 3

 今回は円グラフからの作文です。論理の構成は、問題解決型で考えてみましょう。はじめに現状を調査したグラフを見て、問題を確かめます。つぎに解決策を考え、文章にします。

 円グラフから何が読み取れるでしょうか。円グラフは棒グラフと同じように項目を比較することができます。項目の合計に対する割合が扇形の面積で表されるので、重要な項目が強調され、同じ尺度で項目を比較できます。

2.次のグラフは、「最近、敬語の使い方に間違いが多くなってきているという指摘がありますが、あなたはそう思いますか。」という問いに対する回答結果を示したものである。このグラフを見て、あなたは、敬語についてどう考えるか。あなた自身の敬語に対する意見文を、あとの条件に従って150字以内で書きなさい。 (岡山県)
条件
 1、グラフから読み取ったことにふれながら意見を述べること。
 2、あなたの主張が的確に伝わるよう、根拠や理由を含めること。
 3、数値の表記 (例) 38.0%


  

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調査結果
 項目の尺度は「思う」の程度です。この尺度をもとに、項目を比較してみましょう。項目の共通点は何でしょうか。「そう思う」「少し思う」と、「そう思わない」「あまりそう思わない」ですね。相違点は、「思う」81%、「思わない」15.4%、「分からない」3.6%です。つまり、8割の人が「最近、敬語の使い方に間違いが多くなってきている」と思っています。

結果の解釈
 8割もの人がそう思うのは、なぜでしょうか。「本来、敬語は正しく使われるべきだ。しかし、現状はそうではない」と考えているからではないでしょうか。だとすると、「敬語が正しく使えない」を問題とみなすことができます。

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 「正しい敬語を使えるようにする」を目的として、手段を考えてみましょう。手段には、自分の努力でできるものと、学校制度など自分の力では容易に解決できないものもあります。ここでは前者の立場で考えます。たとえば、つぎのような解決案が見つかったとしましょう。実現できそうならば、解決策とします。
 敬語の本で勉強する。
 実際に話したり、書いたりする。
 敬語を使う販売店などでアルバイトをして身につける。

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 「問題、解決策(結論)、複数の解決案、案の評価」の構成を、ここでは「問題、解決策」とします。作文例を示します。

 81.0%の人が「敬語の使い方に間違いが多
くなってきている」
と思っている。
 敬語を正しく使うには、敬語の知識習得と
使用経験を積むことだと考える。たとえば、
敬語の本を勉強し、実際に話したり書いたり
してみる。敬語を使う販売店などでアルバイ
トをすると、顧客や目上の人との会話を通し
て敬語が身につく。


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