中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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論文作成3−論理を構成する

 本質化によって、問いの答えがわかりました。これから、「芭蕉の句のセミは何ゼミか?」の答えと理由を論理構造にまとめてみましょう。

問 い 本質化 論理構成 配置決め 文章化

 論理構造を表すには、主張に対する理由を右にずらして書きます。「ニイニイゼミであろう」の大きな理由は三つあります。
’亢腓六碍岨垰鎧にある立石寺で、1689年7月13日(元禄2年5月27日)に詠まれた。
∪限域・発生時期・鳴き声からニイニイゼミ、ヒグラシの順に可能性が高い。
7月13日に、立石寺でニイニイゼミが確認された。

 ,料按鵑里發箸法↓△如屮縫ぅ縫ぅ璽澆任△蹐Α廚箸いΣ樟發成り立つ可能性を消去法などの推論によって論証し、で仮説を実証しています。

問い: 立石寺で芭蕉が詠んだ「しずかさや 岩にしみ入る せみの声」のせみは何ゼミか。
答え: ニイニイゼミであろう。(結論)
理由
’亢腓六碍岨垰鎧にある立石寺で、1689年7月13日
  (元禄2年5月27日)に詠まれた。
∪限域・発生時期・鳴き声からニイニイゼミ、ヒグラシの順
  に可能性が高い。
   日本には次のようなセミがいる。
    クマゼミ、ハルゼミ、ツクツクボウシ、クサゼミ、クロイワゼミ、
    チッチゼミ、アブラゼミ、ミンミンゼミ、ニイニイゼミ、ヒグラシ、エゾゼミ
    次のセミの生息域・発生時期は俳句と異なる。
    クマゼミ (関東〜九州、8月初旬〜8月下旬)
     ハルゼミ (北関東〜九州、3月下旬〜6月中旬)
    ツクツクボウシ (8月初旬〜9月下旬)
    クサゼミ (沖縄)
    クロイワゼミ (沖縄)
   チッチゼミはセミとは思えない鳴き声で、アブラゼミ・ミンミンゼミ
   は「岩にしみ入る」よりも岩に反響するような強烈な鳴き声である。
    チッチゼミ (チッチッチッチッ・・・) セミとは思えない鳴き声。
    アブラゼミ (ジー、ジリジリ・・・) 大きくうるさい。
    ミンミンゼミ (ミーン、ミンミンミンミー) 大きく力強くうるさい。
    ニイニイゼミ (チィーチィー)
    ヒグラシ (カナカナカナカナ)
    エゾゼミ (ギーー)
   7月13日に活動する可能性はニイニイゼミ、ヒグラシの順に高く、
   エゾゼミの可能性は低い。
    セミの発生数が最大になる時期を活動時期の中間とする。
    ニイニイゼミ(6月下旬〜8月中旬) 7月中旬に発生が多い。
    ヒグラシ(6月下旬〜8月下旬) 7月下旬に発生が多い。
    エゾゼミ(7月中旬〜8月下旬) 発生の可能性は低い。
7月13日に立石寺で、ニイニイゼミが確認された。


 次回に続く

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