中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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偶然からの推理 3

 15年前の宿題をようやく終えました。 「不老山・蓬莱山の近くに権現山がある」ことを、当時は確かめることができませんでした。全国の地図を持っていなかったからです。

 徐福との出会い

 毎週末に山に行っていると、登っていない近場の山がなくなってきた。相模湖の西に中央線の四方津(しおつ)駅がある。その北に不老山(839m)があるのを、5万分の1の地図で見つけた。
 1992年1月4日、四方津駅の一つ西寄りの梁川(やながわ)駅で下車する。峠を越え、1時間半で不老山のふもとに着く。地図には山道がのっていない。尾根筋の斜面を草木につかまりながら、まっすぐに登っていく。
 山は植林され、雑木が尾根筋にのこる。ミツバツツジの木が多い。落ち葉がつもった斜面に腰をおろす。足をのばし、陽だまりの中で、おにぎりを食べる。
 ふたたび登りはじめる。頂上かと思うと先があり、そんなことを4、5回くり返すと、やっと山頂にでる。そこには立て札があり、つぎのように書かれていた。

   不老山

  今から二千二百年の昔中国は秦
  の始皇帝の御代に、皇帝より
  の命を受けた徐福なる
         :

 このあとは、「偶然からの推理 1」に続く1992年の文章です。

 武内 正著『日本山名総覧』(白山書房)から、不老山・蓬莱山・権現山のある県名と地図名はわかりました。しかし、全国を網羅する2.5万分の1地図がありません。そのため場所の確認ができないままでした。5万分の1の地図は、全国の7割くらいを持っていますが使えません。なぜなら、2.5万分の1の地図に比べると、山名の省略があるからです。

 ようやく「不老山・蓬莱山の近くに権現山がある」ことが確認できました。時は過ぎ、地図検索サービスで2.5万の1のカラー地図が、インターネットで見れるようになりました。その結果は「偶然からの推理 2」で書いたとおりです。

 徐福伝説に興味をもたれた方は、「ふるさと調月(つかつき)の歴史」が参考になります。徐福は、不老長寿の仙薬さがしを口実に、日本に来たことが書かれています。

「徐福は、紀元前210年 中国は秦の始皇帝時代、大陸の呉地から童男・童女三千人と百工、五穀の種を携えて集団渡来、日本列島にすすんだ水田稲作技術をはじめ、すぐれた弥生文明をもたらし、その一族の末裔は私たち多くの日本人の先祖となった。」


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