中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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テン(読点)を打つ規則

 テンの打ち方が、『新訂総合国語便覧』という本に載っていました。八つの規則が例を用いて説明されています〔1〕。

 読点は、文の中で、意味の切れ続きを明らかにしたり、文の調子を示すために用いる。ただし、多く使いすぎて、部分と部分の関係が把握しにくくならないように注意する。
1 主語を示す「は」「も」などのあとに用いる。
  私は、何も言うことがない。
  あなたも私も、同じ電車に乗って帰る。
 ただし、それが含まれている句や文が非常に短いときは、誤解のおそれがないかぎり省いてもよい。
  彼は学生だ。
2 読点がないと誤解のおそれがあるときに用いる。
  私と、美術大学に行った吉村さんは入賞した。
3 並列するものを挙げるときに用いる。
  空、山、川、海
4 文の初めに置く接続詞、および副詞のあとに用いる。
  だが、二度と彼は生きてもどらなかった。
5 条件や限定を表す語句のあとに用いる。
  あなたさえうんと言えば、みんなが幸福になれるのに。
6 体言を直接修飾する語句のあとには、原則として用いない。
  コペルニクス的転回とは、意見や説をすっかり変えてしまうことをいう。
7 語句を隔てて修飾するときに用いる。
  弟がかわいがっていた、隣の家の犬が死んだ。
8 倒置された表現に用いる。
  そのパーティーを計画して何になるだろう、もし彼女が参加しないならば。

 この規則を、「並べて書くときのテンの打ち方」の規則と比べてみましょう。


参考文献
〔1〕稲賀敬三ほか監修: 新訂総合国語便覧 「句読点の付け方」、第一学習社


 つづく

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