中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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考えや行動のよりどころ

 うらやましい、とばかり言ってられません。大食いタレントのギャル曽根さんは食べても太らず、162cm、45kgを維持しているかのようです。いくら食べても吸収が少ないことは、飽食者にとって好ましいことでしょう。しかし、食べ物をエネルギーに変換する効率は、決してよくはないのです。

 大食いについての投稿記事が新聞にのっていました〔1〕。

 大食い番組見て悲しい気持ちに
高校生 長沢 優里 17
 最近、テレビ番組に食べ物を使った企画がたくさんあるように思う。先日、ある民放テレビで「大食い選手権」といった番組を見て、とてもショックを受けた。
 ものすごい早さで目の前に積まれた食べ物を食べていく選手たち。最初は「おいしい」と言いながら食べているが、時間がたつにつれ、だんだんと無言になり、揚げ句の果てには、食事のマナーなど全く無視して、食べている選手もいた。
 ふと、「このような番組をもし飢餓に悩む人たちが見たら、どう感じるだろうか」。そんなことが頭をよぎった。それから私はテレビのチャンネルを変えた。ひどく悲しい気持ちになった。
 私は毎日、家族と食卓を囲み、おいしくご飯を食べている。何気ないことだが、本当に幸せなことだと思う。
 このように食べ物の大食いを競う企画がテレビで放送されるのも、日本が食に困っていない国だからではないだろうか。だからこそ、私は、普通にご飯が食べられることをもっと大切に考えてほしいと思った。

 大食いは、他人に迷惑をかけるわけではありません。「大食いを見て楽しむのは、どこがいけないの」という意見がありそうです。飢餓に悩む人たちがテレビを見ることは、まず考えられません。おいしくご飯を食べることが幸せなら、それでよいのでは、という考えもあります。

 投稿記事のよりどころは何でしょうか。それは、この家族の中では「あたりまえ」になっている考えや行動なのでしょう。たとえば、食べ物を大切にする、愚かな行動をしない、他人の幸せに配慮する、おかげさまに感謝する、といったことが書かれているからです。


参考文献
1.読売新聞 2007年4月24日朝刊 「気流」


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