中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
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ミンククジラは回復したか1

 クジラの商業捕鯨は一時停止だが、調査捕鯨は続いている。調査捕鯨に賛成と反対の意見が、新聞にのっていた〔1〕。南極海での調査捕鯨に対し、クジラが回復しているかどうかが争点になっている。そこで、ミンククジラの増減推移を調べた。

1.賛成の意見
 反捕鯨団体には、知能の高いクジラは1頭たりとも捕るなという考えもある。
 しかし、野生動物の狩猟は問題視しない二重基準が見え隠れしている。
 クジラを「持続的な資源」として活用したい。
 日本は漁業で乱獲してきたが、マグロなど率先して資源保護や管理に努めている。
 クジラを再び乱獲することはありえない。
 そのために、科学的な調査を徹底しなければならない。
 調査捕鯨はその一環で、南極海で種類を選んで捕獲している。
 約76万頭と十分な数まで回復したミンククジラを、年間765〜953頭捕獲している。
 年間10%以上の増加が見られるナガスクジラを、年間10頭捕獲している。

2.反対の意見
 年間1000頭近くのクジラを捕る南極海での調査捕鯨に反対している。
 伝統文化に根ざした日本沿岸の捕鯨の可能性までは否定していない。
 調査捕鯨の対象であるナガスクジラは国際自然保護連合の絶滅危惧種で、ミンククジラはそれに順ずる位置づけだ。
 賛成の人たちがいうほど、南極海のクジラは増えていない
 商業捕鯨によってシロナガスクジラを絶滅寸前まで追い込んだ反省から、商業捕鯨が禁止された。
 調査捕鯨は商業捕鯨の継続に過ぎない。
 南極海まで行って、クジラを捕る必要があるのか。
 日本の沿岸捕鯨だけで国内需要をまかなえないのか、見極める必要がある。


参考文献
1.読売新聞 2007年4月26日朝刊 「NIE環境百科 1捕鯨問題」

 つづく

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