中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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中学校の先生

 ふだんの学校生活で一番楽しいときは、友達とのおしゃべり66%でした。これは、中学生を対象にした新聞の調査結果です〔1〕。2位は部活動22%、3位は給食・昼食9%、4位は授業2%です。

 

 調査結果から、中学校は友達とのコミュニケーションの場であることがわかります。この結果は、かつての中学と隔絶の感があります。参考までに、筆者の中学時代を紹介します。

 中学校は札幌の郊外にあり、自転車に40分くらい乗って通学していました。校舎のまわりは湿地のある野原で、理科の実験で使うカエルが校舎の横でいくらでもとれました。
 部活動は盛んではありません。運動をしていた人は2割くらいです。放課後は学校の外で遊びます。
 友達とのおしゃべりよりも、授業が楽しくて学校に行きました。それは、中学の先生がおもしろかったからです。
 あだ名がカルーソーという社会科の男の先生がいました。授業中に気がのると、「サンタルチア」や「オーソレミヨ」を、教室に響きわたるくらい熱唱します。カルーソーは、若い女の先生が使っている机の引き出しに、モグラの死がいを入れました。職員室で会うと、女の先生は顔色が変わっていたそうです。
 美術の先生は、いわゆる不良とよばれる男子生徒の絵を、いつもほめます。水彩の絵の具を油絵のように重ねて塗るカキやリンゴは、ほんもの以上につややかで美味しそうでした。
 技術の先生は職人です。かんなの刃の研ぎ方、塗料の扱い方を厳しく指導されました。中学の授業で使ったかんなは、いまでも使える状態です。
 お兄さんが南極の越冬隊員だという理科の先生がいました。体調がよくないとき、家庭用の100Vにさわると、ピリピリして気持ちがよいと実演します。白衣を着たあやしい先生でした。
 数学の男の先生は独身で、パンツを前後裏表で4回はくと話していました。美人の体育の先生に夢中で、通学路を共にするうちに、ついに射とめました。その先生から、15×15、25×25や、35×35などの暗算のしかたを教わりました。
 先生の授業が待ちどおしく、学校に行くのが楽しみでした。


参考文献
1.読売新聞 2007年5月19日 「週刊KODOMO新聞 青春リサーチ」


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