中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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例の並べ方

 小学生が、例をかかげて作文を書いていました。つぎの文章を読んで、どんなことに気がつきますか。

 コゴミは、父が山からとってきたものだ。前にも、竹の子、しいたけ、シソ、つくしんぼ、クレソン、フキノトウ、三つ葉などをとってきてくれた。

 植物名がいろいろ書かれています。そこで、つぎのようなことが気になります。
・植物名を、漢字・ひらがな・カタカナで書いている。
・「つくしんぼ」は、正しい名前でない。
・コゴミのほかに、例が七つ続く。
・七つの例を、どのように並べているかわからない。

1.植物名をカタカナで書く
 植物の名前はカタカナで書きましょう。図鑑はカタカナで書かれています。漢字は、椎茸・土筆・蕗の薹のように難しく、書いたり読んだりしにくいからです。

2.正しい名前を使う
 ツクシにしましょう。「さくらんぼ」は辞書に載っています。しかし、「つくしんぼ」は載っていません。

3.記憶できる例の数にする
 事例数は3個がよく使われます。短時間で記憶できる事柄は多くても7±2個といわれているからです。
 二つの文に分けて例を示すか、思いきって例の数を減らしましょう。

4.基準をきめて例を並べる
 七つの例は、思い浮かんだ順に並べている可能性があります。そこで、つぎのような並べ方ができます。
・みんながよく知っている名前の順にする。
・とれた時間順に並べると、季節感がでる。
・大きいものから小さい順にする。または、小から大にする。
・かたまりと、葉のものに分ける。
・上記を組み合わせる。

 1から4の事項をもとに、文章を修正してみましょう。

 コゴミは、父が山からとってきたものだ。前にも、フキノトウ・シイタケ・タケノコをとってきてくれた。このほかに、クレソン・ツクシ・ミツバなどもある。

 例示している文を二つに分け、例の数を三つずつにしました。はじめの3例は、なじみのあるもので、かたまりのような形のものを早春から順に並べています。つぎの3例は、葉が特徴のものを早春から順に並べています。シソのかわりに、「など」を付けました。例を併記しているので、中テンを使っています。


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