中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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事実を伝える表現

 新聞では、発言内容をどのように伝えているでしょうか。調べてみると、「という」「と語った」「と指摘した」などの表現が使われています。

1.という・とされる
 聞き伝えの間接表現です。自分の考えを、誰かが言ったように述べることができます。
確認はほとんど行われなかったという。
視聴率が96%を記録したこともあるという。
宣伝用に広めた伝説という。
20%程度減少するとしている。
400万円を支払ったとされる。
「少しの気配りで防げた」と考えているそうだ。
その時間には人が消えたと伝えられる。
心の粒子がきめ細かい「白砂」と聞く。

2.語った・述べた・示した・言う・話す
 発言を引用した表現です。事実を伝えている印象を与えます。(以下の例で、発言内容を一部省略しています)
「限界があった」。元職員はそう語った。
「候補者を擁立していく予定だ」と語った。
「今の段階では考えていない」と語った。
「見過ごすことができなかった」と語る。
「切り札はない」と語った。

「答えは明白だ」と述べた。
年金保険料は流用しないと述べた。
「77%が先進国によるものだ」と述べた。

まず先進国が取り組むべきだとの考えを示した。
「成否にかかわる」との見方を示した。
「影響が出る可能性がある」との見解を示した。

「空欄のままにしておいた」と言う。
「20〜30%値上がりしている」という。
「生産性を高めることにつながる」という。

「参考になる」と話す。
「決まりになっていた」と、元職員は話す。
「乗っ取られるわけにはいかない」と話した。

3.指摘した・訴えた・言い切った主張する
 発言内容を強調して伝える表現です。
「責任感があまりにも薄かった」と指摘する。
「ののしりあっている場合ではない」と指摘した。
「支援が欠かせない」と指摘する。
「出生率の低下を招いた」との指摘もある。

「重点を置くべきだ」と訴える。
「成立させてほしい」と訴えた。

「真実ではない」と言い切った。
「ありえない」と言い切る。
調査を完了させると明言した。

「引き上げることが適策だ」と主張する。
「早めに対応することが大切だ」と強調する。
「検討されるべきだ」と提案する。


参考文献
読売新聞 2007年5月31日「編集手帳」、6月5日朝刊。


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