中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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回文の構造を探る

 日本語学者・金田一秀穂さんが出演するNHK教育テレビ「この人 びゅの日本語」で、回文(かいぶん)の作り方が紹介されていました。回文というのは、「竹やぶ焼けた」のように反対から読んでも同じになる文や文句のことです。

 放送によると、田舎(いなか)と家内(かない)は回文の関係になっています。そこで、田舎と家内のあいだに、回文の性質をもつことばを入れます。もっとも短い「の」を入れると、「田舎の家内」という回文ができあがります。

 この方法を使うと、「イカと貝」や「キツツキが木つつき」を作ることができます。

 番組では、思いもつかないような回文が示されました。つぎは、メモした五つの回文です。
“咾砲煮しめ 冷めたらだめさ (めしにおにしめ さめたらだめさ)
∈蕕な名のる葉 春の七草 (さくななのるは はるのななくさ)
ミス春が 留守に何する 軽はずみ (みすはるが るすになにする かるはずみ)
い燭辰榛 鳥と小鳥と 舞い立った (たったいま とりとことりと まいたった)
イ海離縫ビ この子どこの子 ビキニの子 (このにきび このこどこのこ びきにのこ)

 秀逸な回文の構造を探ってみましょう。「きつつき」のように反対から読んでも同じ文字列を、【きつつき】のように表すものとします。また、2対の文字列で、一方を反対から読むと他方になる文字列を〔イカ〕〔カイ〕のように表すものとします。

 すると、回文 銑イ蓮回文の部品【  】と、2対の反対部品〔  〕を組み合わせていることがわかります。また、濁点はないものとしています。
 擇瓩靴砲にしめ】 【さめたらだめさ】
◆未気ななのるは〕 〔はるのななくさ〕
〔みすはるが〕 【るすになにする】 〔かるはずみ〕
ぁ未燭辰燭い沺諭 擇箸蠅函曚魁擇箸蠅函曄 未泙い燭辰拭
ァ未海里砲び〕 【このこ】ど【このこ】 〔びきにのこ〕

 この対称構造がわかると、回文が作れそうですね。


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