中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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漢字が多い文章

 小学生の書いた「川あそび」という作文を、できるかぎり漢字に直してみました。それによって何がわかるでしょうか。

 土曜日に、祖父と妹と川に行った。暑かったが、川の水は氷の様に冷たかった。
 其処で魚を捕った。手で捕まえようとするすると、魚が跳ねたりした。金色で真中が黒い魚や、小さい魚を捕った。石を退けると蝦を見付けた。コンクリートブロックの所には、蝦の卵があった。沙蚕も沢山いた。妹は蟹を捕まえた。でも手から落ちて、蟹は土に潜ってしまった。
 其の夜は、祖父の家に泊まった。魚は、祖父の家に置いてきた。元気で居てくれると良い。又行った時、川で遊びたい。

 漢字が多いと、読みにくいのではないでしょうか。本文の文字数は、216字です(空白を除き、句読点を含みます)。そのうち漢字は71字です。漢字の割合は33%になっています。

 生き物の名前は難しいですね。蝦・蟹・沙蚕は、エビ・カニ・ゴカイにしましょう。代名詞も難しいので、「其処・其の」は、「そこ・その」と書きます。副詞はどうでしょうか。「沢山・又」は、「たくさん・また」とします。

 名詞を漢字で書くと、ひらがなの中で目立ちます。形容詞には、「暑い・熱い」のように同音の漢字があります。動詞にも、「捕る・取る・獲る・採る」のように同音の漢字があります。漢字が続いたり、間違えそうなときは、ひらがなで書きましょう。

 つぎは、漢字を少なくした文章です。漢字の割合は19%(43字/232字)になっています。魚は5回でてくるので、漢字のままです。カタカナが増えると読みにくくなるからです。

 土曜日に、祖父と妹と川に行った。暑かったが、川の水は氷のように冷たかった。
 そこで魚をとった。手でつかまえようとするすると、魚がはねたりした。金色でまんなかが黒い魚や、小さい魚をとった。石をどけるとエビを見つけた。コンクリートブロックの所には、エビの卵があった。ゴカイもたくさんいた。妹はカニをつかまえた。でも手から落ちて、カニは土にもぐってしまった。
 その夜は、祖父の家に泊まった。魚は、祖父の家においてきた。元気でいてくれるといい。また行ったとき、川であそびたい。


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