中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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読書感想文の文末2

 小学校低学年の入選した読書感想文には何が書かれているでしょうか。『平成十六年度読書感想文・画集』(横浜市小学校図書館研究会)で、感想文の文末を調べてみました。

 つぎの,らは、特選・入選になった感想文の文末です。小学一・二年生が書きました。 銑Δ蓮後出する「倫理のことば」と似ています。А銑は、理科の発見に関係しています。

〆い辰討い訖佑鮟けよう
「人のやくに立つということは、まわりの人がよろこぶし、自分にとっても、うれしいことだと知った。ぼくも、こまっている人やたすけてほしい人のやくに立って、自分もしあわせな気もちになりたいと思う。自しんがついて、ゆう気いっぱいのピカピカのように」
 (小二 田中亮輔 「ぼくもピカピカのように」)

⊆錙Υ超・資源を未来に継承しよう
「生きもののいのちは、つぎの新しいいのちをそだてる力になるために『さよなら』をするんだと思います。 (中略) 木も虫も草も花もどうぶつもいろいろな国の人たちも、みんなのいのちは、いちばん大切なものなんだと思いました」
 (小二 大木峻雅 「大切ないのち」)

他人の幸福に配慮しよう
「人間もペンギンも思いやりがあると思いました。 (中略) ぼくも入学したころは、自分のことばかり考えていたけれど、今は四十人みんなで一つのクラスなんだという気もちです。これからも、ルルやキキにまけないように、友だちとがんばっていきたいと思います」
 (小二 及川颯人 「ひとりよりふたり、ふたりよりみんな」)

ぢ梢佑旅福に配慮しよう
「わたしは親切な友だちがたくさんいるうさぎがいいなと思いました。わたしもうさぎみたいにみんなに親切にしたいです」
 (小二 中村安里 「うさぎみたいになりたいな」)

ヂ梢佑旅福に配慮しよう
「だっこをしゅくだいにしてくれませんか。だっこのパワーは、わたしを元気にしてくれるからです」
 (小二 吉田瑛穂 「だっこのパワー」)
(補足: 妹や弟ができると、親の関心が自分から移ってしまうため、「だっこ」によって、親の愛情を確かめたくなる心境が書かれています)

あいさつ・感謝をしよう
「えがおは、まわりの人をしあわせな気もちにする。かみさまも、きっとえがおが大すきなんだ。
 ぼくはこれから、『ありがとう』は、あい手のかおを見て、えがおで言おうと思う。言ばだけじゃなく気もちもつたえたいからだ」
 (小二 長谷川亮 「かみさまはえがおが大すき」)

Ц浚韻粘兒
「本とおなじいも虫のうんちをみつけようとおもって、くすのきの下をさがしてみました。うんちは、見つかりませんでした。えだに、くすのみがなっていたので、とってみました。はなのおくがすうっとするにおいがしました。うんちも、こんなにおいがするのかな、とおもいました」
 (小一 安達大介 「きたなくないうんち」)

╂犬ものとしての虫
「この本を読んで、虫が、みをまもるために、いろいろな方ほうをもっていることを知って、『てきに、かんたんにはやられないようにがんばっているな。虫って、生きているんだな。』と、強くかんじました。そう思ったら、人形やおもちゃではない虫たちと友だちになって、お話ししてみたいと思いました」
 (小二 宮田康生 「『虫たちのみをまもる力』を読んで」)

「石の中の塩」仮説
「この石の中には、きっとしおが入っていると思います。おゆでとかしたら、海の水ができるのか、じっけんをしてみたいです」
 (小二 西嶋政博 「海の水は、なぜしおからいか」)

セミの疑問解消
「ファーブルはがんばっているセミのことをぼくたちに教えて、もっとやさしくしてあげてほしい、と言っているのだと思います。これからはセミだけではなく、もっとほかのこん虫のことも知って大切にしていきたいと思います」
 (小2 森澤勇輝 「『セミのうた』でわかったこと」)


 倫理のことば
自分に対する義務 他人に対する義務 未来の世代に
対する義務



自分に危害を加えるな
規則を守れ
他人に危害を加えるな
偽りの約束・契約をするな
社会的不平等を是正せよ
生命・自由・財産を侵すな
幸福の総和を最大にせよ
種・環境・資源を
未来に継承せよ



愚行をするな
自己の向上に努めよ
あいさつをせよ
感謝せよ

他人に迷惑をかけるな
困っている人を助けよ
他人の幸福に配慮せよ

社会に貢献せよ

 弱い命令:できるだけ〜するな、できるだけ〜せよ
                            (2007年6月11日改定)


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