中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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作文の質問2

 前回の質問の続きです。縦書きと横書き、かぎかっこについて、質問と回答を示します。

どうして縦書きと横書きがあるの?
 縦書きは平安時代からあります。明治のころになると、横書きの洋書が入ってくるようになりました。このため、横書きも使われるようになりました。縦書きは新聞・雑誌や国語の教科書で使われています。欧米の影響が大きい数学・理科・社会・音楽は横書きです。
 パソコンが発達し、縦書き・横書きのどちらでも表示できるようになりました。たとえば新聞では、縦書きにも算用数字を使っています。「六月三十日」を「6月30日」と表しています。でも、国語の作文では、数字の表記は教科書にあわせておきましょう。
 数式や英語の用語がでてくる論文は横書きです。縦書きでは、数式や英語を書き連ねることが難しいからです。
 文書を処理するパソコンの世界標準は横書きです。国語が横書きになる可能性も否定できません。

「おはよう。」のように、かぎかっこの中になぜマル(。)をつけるの?
 国語の教科書のルールだからです。
 NHKテレビで、日本初の国語の教科書が紹介されていました。『尋常小学国語読本』という本の中で、「おはようございます。」のようにマルがついていました。この表記法は、大正のころから続き、昭和の小説にも同様の書き方が見られます。

 「冬でも白い靴を履くのか。」
 「だってあたし、夏にここに来るんだもの。」 (川端康成 「夏の靴」)

 ところが、古典、国語の教科書、児童むけの本以外は、「おはよう」のようにマルをつけません。子供の国語と、現代の大人むけ新聞・雑誌・図書では、ルールが違うのです。マルがなくても支障のないことが、新聞ほかで実証されています。国語も、現代の表記に統一すべきでしょう。


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