中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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絵本を読んで2

 小さな黄色のクレヨンは、身をすり減らしながら、まわりの役に立つために働く。星を再び輝かせるために飛び立つラストシーンは、クレヨンの最期を予感させる。

 この物語に登場するものを人に置きかえてみよう。クレヨンは自分、靴のヒヨコ、おもちゃの自動車、小石、星は他人にあたる。

 「倫理のことば」をもとに〔2〕、クレヨンの行動を考える。クレヨンは自分を滅ぼしながら、困っている人を助け、他人の幸福に配慮する。星は再び、多くの人に輝きを与えるであろう。自分は消滅していくが、他の4人は幸福になる。靴・自動車・星が再生し、資源が継承される。総合して評価すると、クレヨンの行動は善いといえる。

クレヨンの行動   評価
自分に危害を加えるな
できるだけ困っている人を助けよ
できるだけ他人の幸福に配慮せよ
できるだけ社会に貢献せよ
幸福の総和を最大にせよ
種・環境・資源を未来に継承せよ 
 ××
 ○
 ○
 ○
 ○○
 ○○

 絵本の奥付(おくづけ)に、作者の篠塚かをりさんが紹介されている。「幼稚園勤務のかたわら、詩や童話を書く」とある。48歳の若さで亡くなった作者が、「ちいさな くれよん」のように思える。


参考文献
1.篠塚かをり作・安井 淡絵: ちいさな くれよん、金の星社
2.倫理のことば
自分に対する義務 他人に対する義務 未来の世代に
対する義務



自分に危害を加えるな
規則を守れ
他人に危害を加えるな
偽りの約束・契約をするな
社会的不平等を是正せよ
生命・自由・財産を侵すな
幸福の総和を最大にせよ
種・環境・資源を
未来に継承せよ



愚行をするな
自己の向上に努めよ
あいさつをせよ
感謝せよ

他人に迷惑をかけるな
困っている人を助けよ
他人の幸福に配慮せよ
社会に貢献せよ

 弱い命令:できるだけ〜するな、できるだけ〜せよ
                            (2007年6月11日改定)


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