中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 命題に対する作文2 | 最新へ | 数字を使った表現1 >>

読書の課題作文

 読書による問題解決が出題されています。文章構成を頭括型または尾括型とし、三つの文を使った作文の問題を考えてみましょう(千葉県高校入試 国語、2006年)。

 三つの文は次のとおりです。
  自分と向き合う時間が大切である。
  読書は心を豊かにする。
  現代社会はめまぐるしく変化しており、自分を見失うこともある。

 はじめに構成をつくります。「読書は心を豊かにする」を結論にしてみましょう。結論である読書の効能を論証し、自分を見失う問題を、読書によって解決します。なお、かっこ内は筆者が補足しました。キーワードは、「新しい世界に出会う」「自分の世界を広げる」「生きる力を充電する」です〔1〕。

構成

  読書は心を豊かにする
   (なぜならば、自分の知らない新しい世界に出会ったり、自分の世界を広げたりできる)
  現代社会はめまぐるしく変化しており、自分を見失うこともある
  (だから、)自分と向き合う時間が大切である
  (読書によって自分と向き合い、生きる力を充電していこう)

 構成をもとに、頭括型と尾括型の作文例を示します。段落は3段、字数は20字×6行〜8行以内に指定されています。

作文例(頭括型)
 読書は心を豊かにする。なぜならば、自分
の知らない新しい世界に出会ったり、自分の
世界を広げたりできるからだ。
 現代社会はめまぐるしく変化しており、自
分を見失うこともある。
 だから、自分と向き合う時間が大切である。
読書によって自分と向き合い、生きる力を充
電していこう。


作文例(尾括型)
 現代社会はめまぐるしく変化しており、自
分を見失うこともある。
 だから、自分と向き合う時間が大切である。
読書によって自分と向き合い、生きる力を充
電していこう。
 読書をとおして、自分の知らない新しい世
界に出会ったり、自分の世界を広げたりでき
る。このように、読書は心を豊かにする。



参考文献
1.読書感想文の目的


- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする









中学からの作文・論文 プロセス
関連学習  コメント  メルマガ