中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 対義語を使った熟語2 | 最新へ | 熟語を使った文章1 >>

文章への橋渡し

 見る・聞く・考える。情景や「かぎかっこ」で始まる文章は、読者とのインターフェース(つなぐ部分)になりえます。親しみやすいインターフェースによって、文章の内部へと橋渡しをすることができます。

◇ 情景が浮かびます。
  ちょうどそのころ、三河地方の草原は雪がとけたばかりで、ひとびとはさかんに野火を放って、枯れ草をやいた。〔1〕

◇ 名前から、親近感や好奇心がわきます。
  「ムツゴロウ」とは何とも哀しみ深くも、おかしみのある名ではないか。〔2〕

  「パドルが流れてきた」という声で目が覚める。〔3〕 パドル:カヌーをこぐ櫂(かい)。

◇ 話し声、つぶやき、物音によって臨場感がでます。〔4〕
  「悠花は本当にことわざ絵本が好きだね。」
 とお母さんによく言われる。

  「おじいちゃん、ありがとう。」
 と、わたしはこの本を読んで思った。

  「ジャー。」 トイレの水を流したとき、ふと思った。

◇ 味や匂いは感覚を刺激します。
  「わあ、このウニすごくおいしい。」 〔4〕

  「香魚」とよばれる鮎は、西瓜の香りがする。

◇ ことわざや名言は意味を問いかけます。
  「転ばぬ先の杖」を小出しにしているようにみえる。〔5〕

  「蟻の一穴」――だった。一本のボルトが脱落、燃料タンクを突き破って小さな穴が開いた。〔5〕

  「大切なことは、目に見えない。」
 と王子様は言った。〔4〕


参考文献
1.今西錦司: 山と探検、文芸春秋
2.岩満重孝: 百魚歳時記、中公文庫
3.野田知佑: ぼくの還る川、小学館
4.横浜市小学校図書館研究会: 平成十六年度読書感想文・画集
5.読売新聞: 「よみうり寸評」、2007年3月22日、8月24日夕刊 (表記を一部変えています)


- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする









中学からの作文・論文 プロセス
関連学習  コメント  メルマガ