中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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ことばの引力

 テン(読点)を打つことによって、はっきり伝えることができます。テンは、前後のことばをつないだり、切り離したりします。

1.はっきり伝える
 彼女は楽しそうに貝を持つラッコを見ていた。

 上の文は、楽しいのがラッコか彼女か分かりません。テンを打つと、はっきりします。
“狃は、楽しそうに貝を持つラッコを見ていた。(楽しいのはラッコ)
彼女は楽しそうに、貝を持つラッコを見ていた。(楽しいのは彼女)

 ,任蓮楽しいのはラッコです。「彼女は」の後にテンを打っています。これにより、「彼女は」と分離でき、「楽しそうに貝を持つ」の結合が強まります。

 △任蓮楽しいのは彼女です。「楽しそうに」の後にテンを打っています。これにより、「彼女は楽しそうに」の結合が強まり、「貝を持つラッコを」と分離できます。

 ,鬟謄鵑ない次の文にすると、楽しいのがラッコか彼女かあいまいです。
 楽しそうに貝を持つラッコを彼女は見ていた。

 そこで、「楽しそうに貝を持つラッコを」の後にテンを打ち、「彼女は見ていた」と分離します。「楽しそうに貝を持つラッコを」の結合が強まり、楽しいのはラッコになります。
 楽しそうに貝を持つラッコを、彼女は見ていた。(楽しいのはラッコ)

 なお「楽しそうに」の後にテンを打つと、楽しいのは彼女になります。
 楽しそうに、貝を持つラッコを彼女は見ていた。(楽しいのは彼女)

 △鬟謄鵑ない文にしてみましょう。次の文は、テンがいりません。なぜなら、「長いことば→短いことば」の順に並んでいます(貝を持つラッコを→楽しそうに→彼女は→見ていた)。しかも、前後のことばのつながり具合で、複数の意味になることはないからです。
 貝を持つラッコを楽しそうに彼女は見ていた。(楽しいのは彼女)


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