中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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ことばの引力 4

 テンの打ち方の規則を示します。読点が必要か、 の順に考えます。
ことばの順序をきめる(度合・時間・空間)
短いことばが先になる場合、短いことばの後ろにテンを打つ。
ことばが結合し別の意味になる場合、あいだにテンを打つ。

5.テンの規則を確かめる
 テンの打ち方を例文で確認してみましょう。ことばの順序,蓮⇔磽韻ら例5の通りとします。

例1
: 貝を持つラッコを 楽しそうに 彼女は 見ていた。(楽しいのは彼女)
 テンは不要です。↓はあてはまりません。長いことば→短いことばの順です。ことばがつながって別の意味になることもありません。

例2: 貝を楽しそうに持つラッコを 彼女は 見ていた。(楽しいのはラッコ)
 テンは不要です。「貝を楽しそうに持つラッコを」を一つのまとまりとすると、↓はあてはまりません。

 テンの規則が周知されていれば、例2よりも次の文が適切です。
 楽しそうに貝を持つラッコを 彼女は 見ていた。(楽しいのはラッコ)

 なぜなら、長いことば→短いことばの順になっています(楽しそうに→貝を持つ→ラッコ)。また、テンがないので、「楽しそうに」と「貝を持つ」がつながるからです。
 「ラッコを」のあとにテンを打つと、「楽しいのはラッコ」がもっと明確になります。
 楽しそうに貝を持つラッコを、 彼女は 見ていた。(楽しいのはラッコ)

例3: 楽しそうに 彼女は、貝を持つラッコを 見ていた。(楽しいのは彼女)
 テンが必要です。△陵由によります。「彼女は」が、「貝を持つラッコを」より短いからです。

例4: 彼女は楽しそうに、貝を持つラッコを 見ていた。(楽しいのは彼女)
 テンが必要です。によります。「楽しそうに貝を持つ」では、楽しいのがラッコになってしまいます。

例5: 楽しそうに、貝を持つラッコを 彼女は 見ていた。(楽しいのは彼女)
 テンが必要です。↓によります。「楽しそうに」が、「貝を持つラッコを」よりも短いからです。「楽しそうに貝を持つ」では、楽しいのがラッコになってしまいます。


まとめ: テンを打つ規則 、□の順

ことばの順序をきめる(度合・時間・空間)。
 (透明な袋にはいった → 巻貝に似た) パンを食べる。 (大きい→小さい)
 (彼女は 楽しそうに → 貝を持つラッコを) 見ていた。 (彼女→ラッコ)
短いことばが先になる場合、短いことばの後ろにテンを打つ。
 巻貝に似た、透明な袋にはいった パンを食べる。 (袋の中はパン)
 彼女は、楽しそうに貝を持つラッコを 見ていた。 (楽しいのはラッコ)
ことばが結合し別の意味になる場合、あいだにテンを打つ。
 透明な袋にはいった、巻貝に似た パンを食べる。 (袋の中はパン)
 彼女は 楽しそうに、貝を持つラッコを 見ていた。 (楽しいのは彼女)

長短どのことばが先になってもよい場合、ことばの長さを度合順(長い→短い)にしてもよい。


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