中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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思考・判断・表現力の向上

 学力低下への対策が、中央教育審議会によってまとめられました〔1〕。中学生に関係する学力強化の項目を紹介します。

1.課題
 PISAの結果、日本は読解力が低いことがわかりました(注1)。このことは、学力テストの実施結果でも確認されています。知識を問うA問題とくらべ、応用力を試すB問題の点数が低くなっています(注2)。B問題は説明・記述・証明が中心です。
(注1) PISA: 国際学習到達度調査。OECD(経済協力開発機構)が15歳児を対象に実施しています。日本は読解力が低いことがわかりました。読解力には、文章理解のほかに、図表や地図・グラフの読解も含まれています。
(注2) 学力テスト中学生の点数: 国語 A/B=82/72、数学 A/B=73/61 (公立のみ)。応用問題は知識をもとにしているので、点数が低くなるのが普通です。

2.対策
 思考力・判断力・表現力を強化するために、授業時間が増えます。
1)生きる力(思考力・判断力・表現力)を引き続き育成する。
2)総合学習の時間を減らし、授業時間を増やす(3年間で33%)。
3)言語力を強化する。
 記録・要約・論述の力を培う。(以下のA 、Bは筆者による)
国語
 常用漢字をフリガナをつけて読む機会を増やす。 → A
 発表・討論の力(社会生活で必要)を培う。 → B
理科・数学・社会
 観察・実験・記録・報告の力に重点を置く。 → B
地理

 読図・作図の技能を追加する。 → B
数学
 数式・図表で問題を解いたり、自分の考えを説明・証明する。 → B
 2次方程式の解の公式、球の表面積・体積、有理数・無理数を追加する。 → A
理科
 電力量、力の合成・分解、イオン、進化、遺伝の規則性、DNA、日本の天気、を追加する。 → A
英語
 慣用表現、語数を増やす。 → A
体験活動
 あらかじめ調査したり、気づいたことを文章にする。 → B


参考文献
1.読売新聞 2007年10月31日 「小中学生の学力強化」 「中教審『審議のまとめ』 (要旨)」
2.同紙 2007年10月25日 「応用・記述は苦手」


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