要素還元で文章題を解く
文章問題を解く方法を説明します。問題文が長い場合、飾りの情報が含まれていることがあります。そこで、
1)必要な情報を取り出し、
2)取り出した情報を組み立て、
3)組み立てた情報から問題を解いてみましょう。
つぎの文章は算数の問題です。Bの到着時刻が問われています。
1)問いに対し、下線部が必要な情報です。
必要・不要は、問いとの関係で決まります。サイクリング、自転車、朝寝坊はなくてもよい飾りです。
2)下線部の情報を組み立てると、1、2行の情報になります。
A(7:00、16km/h)→ (A 7:30着) (B?着) ←B(7:20、24km/h)
中間地点
3)組み立てた情報から、問題を解いてみましょう。
Aさんの情報から、中間地点までの距離は、
16×30÷60=8(km) です。
Bさんは、8kmを時速24kmで進むので、かかる時間は、
(8÷24)×60=20(分) ですね。
Bさんは7時20分に家を出たので、到着時刻は7時40分 です。
この文章題は算数ですが、ほかの科目でも同じです。ここでは要素還元という考え方を使いました。複雑なもの(文章)を分解し、基本となる情報を抽出し、組み立てます。これによって、一見複雑な問題を単純化して解くことができます。
1)必要な情報を取り出し、
2)取り出した情報を組み立て、
3)組み立てた情報から問題を解いてみましょう。
つぎの文章は算数の問題です。Bの到着時刻が問われています。
1)問いに対し、下線部が必要な情報です。
必要・不要は、問いとの関係で決まります。サイクリング、自転車、朝寝坊はなくてもよい飾りです。
問題文: AさんとBさんはサイクリングに出かけることになりました。AさんとBさんの家の中間地点に、7時30分に集合する予定です。 7時に家を出たAさんは時速16kmで自転車を走らせ、予定通り7時30分に待ち合わせ場所に着きました。でもBさんは来ていません。 Bさんは朝寝坊をして、7時20分に家を出ました。時速24kmで待ち合わせ場所に向かっています。 Bさんが集合場所に着くのは何時何分ですか。 |
2)下線部の情報を組み立てると、1、2行の情報になります。
A(7:00、16km/h)→ (A 7:30着) (B?着) ←B(7:20、24km/h)
中間地点
3)組み立てた情報から、問題を解いてみましょう。
Aさんの情報から、中間地点までの距離は、
16×30÷60=8(km) です。
Bさんは、8kmを時速24kmで進むので、かかる時間は、
(8÷24)×60=20(分) ですね。
Bさんは7時20分に家を出たので、到着時刻は7時40分 です。
この文章題は算数ですが、ほかの科目でも同じです。ここでは要素還元という考え方を使いました。複雑なもの(文章)を分解し、基本となる情報を抽出し、組み立てます。これによって、一見複雑な問題を単純化して解くことができます。
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