中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< October 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 敬体と常体 | 最新へ | ことわざを使った文章8 >>

長い文を分ける3

 つぎの段落は、長短二つの文からなります。長い文(237字)のあと、短い文(19字)でまとめています〔1〕。

 今の多くの人は、心の美しさを問題にしていないように思われるが、結局持って生まれた顔の美しさを微妙に表わすものは、心のやさしさ美しさだと僕には思われるので、顔を化粧で美化する以上に、心を修養することで美化する方が、より大きい効果を上げるものだと思われるが、このほうは一朝一夕で結果が表われないので、安価な方法の外見でごまかそうとするのだと思うが、その人自身が見られる生活よりは、自分を本当に生かす生活の方を考えると、心の修養の方がその人を美しくする最も基本的な方法と思われる。それから外見の美も生まれるわけである。

 練習のために、長い文をいくつかの文に分けてみましょう。


答え










答え

 「が」によって文が長くなっています。「が」には、逆接「しかし」の役割と、前後をつなぐ役割があります。
 つぎの例は、長い文が七つの文に分かれています。文の平均は36字(=252÷7)です。

例:
 今の多くの人は、心の美しさを問題にしていないように思われる。けれども、結局持って生まれた顔の美しさを微妙に表わすものは、心のやさしさ美しさだと僕には思われる。それゆえ、顔を化粧で美化する以上に、心を修養することで美化する方が、より大きい効果を上げるものだと思われる。ところが、このほうは一朝一夕で結果が表われない。そこで、安価な方法の外見でごまかそうとするのだと思う。その人自身が見られる生活よりは、自分を本当に生かす生活の方を考えてはどうか。心の修養の方がその人を美しくする最も基本的な方法と思われる。それから外見の美も生まれるわけである。


参考文献
1.武者小路実篤: 『人生論・愛について』 「花と人間の美しさ」


- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする









中学からの作文・論文 プロセス
関連学習  コメント  メルマガ