中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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PISA読解力の問題

 2006年国際学習到達度調査(PISA)の結果が発表されました。15歳を対象に実施され、日本の読解力は15位に落ちました(2000年は8位)。新聞に掲載された読解力の問題を紹介します〔1〕。

 問題(2000年)
 学校の落書きに頭に来ています。壁から落書きを消して塗り直すのは、今度が4度目だからです。創造力という点では見上げたものだけれど、社会に余分な損失を負担させないで、自分を表現する方法を探すべきです。わたしの考えでは、建物やフェンス、公園のベンチは、それ自体がすでに芸術作品です。落書きでそうした建物を台なしにするというのは、ほんとうに悲しいことです。そうした「芸術作品」はそのたびに消されてしまうのに、この犯ざい的な芸術家たちはなぜ落書きをして困らせるのか、本当に私は理解できません。
ヘルガ

 十人十色。人の好みなんてさまざまです。世の中はコミュニケーション広告であふれています。企業のロゴ、お店の看板、通りに面した大きくて目ざわりなポスター。こういうのは大抵許されます。では、落書きは許されますか。看板を立てた人は、あなたに許可を求めましたか。求めていません。落書きをする人は許可を求めなければいけませんか。洋服の模様や色は、花模様が描かれたコンクリートの壁をそっくり真似たものです。そうした模様や色は受け入れられ、同じスタイルの落書きが不愉快なんて笑ってしまいます。
ソフィア

ソフィアが広告を引き合いに出している理由はなんですか。
どちらの手紙に賛成するかは別として、あなたはどちらがよい手紙だと思いますか。片方あるいは両方の手紙の書き方にふれながら、あなたの答えを説明してください。


参考文献
1.読売新聞 2007年12月5日朝刊 「理数系 トップ級転落 OECD 国際調査 日本、数学10位に」「OECD 国際学習到達度調査 読解力」

 つづく


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