中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< July 2020 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< PISA酸性雨の問題2 | 最新へ | 理科の実験 >>

熟語を使った文章11

 つぎの文章は、社会の出来事についての記事です。下線部に、三字熟語または四字熟語が使われています。1は牛肉輸入、2は日中関係、3は選挙公約、4は協会設立、5は金融損失について書かれています。

1. 米国はOIEの認定を根拠に、日本に(米国産牛肉の)月例制限そのものを撤廃するよう求めている。日本を突破口にして、韓国などに輸入拡大を迫る狙いのようだ。日本が米国の要求をすぐ受け入れるのは______だろう。消費者の理解を得ながら、段階的に緩和を進めるのが現実的な対応だ。

2. 欧米は貿易不均衡や知的財産権侵がいなどの問題で中国を厳しく批はんしながらも、航空機や原発などの大型商談をまとめたり、市場開放などの面で譲歩を引き出したりしている。日中両国が真の「互恵関係」を築くことができるかどうかはガス田問題が______となりそうだ。

3. 政府が来年3月までに終えるとした公約達成は極めて困難な情勢になった。関係者は「参院選のスローガンだった」と弁解に終始している。しかし、選挙だからオーバーに言ってもいいというのでは______だ。選挙での公約がこんなに軽かったのかと、多くの国民が失望したに違いない。

4. (日本総合格闘技協会の設立は)法令を順守した運営を行うためにコミッション委員会を設置。会長は設立記者会見の席で、「______にやりたい。格闘技の世界にありがちなヤミ社会との関係を持ってはいけない」と強い口調で語っている。

5. (サブプライムローンの問題で)欧米や日本の金融機関で多額の損失が発生している。
 格付け会社は、一度は信用度が高いと「お墨付き」を与えた金融商品を相次いで大幅に格下げしている。金融機関やファンドは何を信じていいのかわからず、______を募らせている。

問題 下線部にあてはまる言葉を語群から選んでください。

〔語群〕
 公明正大
 試金石
 疑心暗鬼
 時期尚早
 本末転倒


答え










答え
1. 時期尚早 (行うには早すぎること)
2. 試金石 (人の力量や物の真価を判定するための物事)
3. 本末転倒 (大事なことと、そうでないことを取り違えること)
4. 公明正大 (やましいところがなく、公平で正しいこと)
5. 疑心暗鬼 (疑い始めると、何でもないことまでも疑わしくなること)


参考文献
1.読売新聞 2007年12月11日朝刊 社説 「米国産牛肉 輸入条件緩和は妥当な判断だ」
2.同12月2日朝刊 社説 「日中戦略対話 『互恵関係』構築へ踏み出したが」
3.同12月12日朝刊 「年金特定『エンドレス』 軽かった選挙公約」
4.同12月5日朝刊 「脱ショーに挑む総合格闘技」
5.同12月2日朝刊 「一筆経上 中にあるのは何ですか」
(表記の一部を変更しています)


- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする






中学からの作文・論文 プロセス
関連学習 コメント メルマガ