中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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熟語を使った文章12

 つぎの文章は、社会の出来事についての記事です。下線部に、三字熟語または四字熟語が使われています。1は型の有用性、2と3は法案協議、4は耐震偽装への備え、5は米英日の自己主張について書かれています。下線部にあてはまる言葉を語群から選んでください。

1. モーツワルトが若くして多くの名曲をかけたのも、ソナタやロンドといった型があったからだ。
 私自身の経験を話す。大学院で、______と、数学の証明のように話が進むサルトルやフーコーの文章を読んで、「フランス人って、なぜこんなに頭がいいのか」と思っていた。
 初めてフランスに旅行した時、「門限は10時」というホテルのマダムになぜだと聞いたら、「理由は三つある」という。テレビではずっと議論の番組をやっていて、「理由は三つある。第一に……」と言い合っている。だが二つで終わることもしょっちゅう。彼らは「理由が三つある」という型でしゃべっていたのだ。

2. (民主党は)政官業癒着問題などに絡め、防えい省の______問題などで政府を追い詰め、(新テ口特措法案を)廃案に追い込もうとの構えである。

3. 国会では、国益に根ざした国際活動のありかたについて、本質的な議論が行われないまま、______優先の議論が続いている。

4. アメリカ人のように、論理的に正しいからと自分の意見を強く主張したりすると、「ユーモアのない人」と遠回しに非難されます。「自慢」はアメリカでは率直と受け取られますが、イギリスでは厳禁です。周りの空気や相手の気持ちに配慮したり、______を大事にするなど日本と似ています。

5. 新築住宅を第三者機関が検査して問題ないと______を押し、その後もし欠陥が見つかった場合、補償費用が支払われる「瑕疵補償制度」を利用する住宅会社が増えている。マンションの耐震偽装事けんなどが相次ぎ、消費者の不安が増大したことが背景にある。

〔語群〕
 綱紀粛正
 以心伝心
 理路整然
 太鼓判
 党利党略


答え










答え
1. 理路整然 (考えや話の筋道がとおっていること)
2. 綱紀粛正 (組織の基本や規律を正すこと)
3. 党利党略 (党を利するためのはかりごと)
4. 以心伝心 (言わなくても通じあうこと)
5. 太鼓判 (確実な保証)


参考文献
〔1〕読売新聞 2007年12月20日朝刊 「教師力シンポジウム 小論文で『発信力』養おう 樋口 裕一氏」
〔2〕〔3」同11月23日朝刊  「新テ口法案 政策協議通じ成立急げ」
〔4〕〔5〕同12月5日朝刊 「時代の証言者 米と英 違いにびっくり」 「『検査』『補償費』二重の安心」
(表記の一部を変更しています)


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