中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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規範による説得2

 規範の例として、規約・慣習・慣例を前回とりあげました。今回は、法則・経験則・ことわざの例を説明します。

2.法則・経験則・ことわざ
 説得の規範(手本)として、科学的に実証された法則、経験をとおしてとらえた経験則、昔から伝わっていることわざがあります。これらは、傾向を表したり、行動指針などを含んでいます。

例1: 慣性の法則
 下り坂では自転車の速度を落とそう。(結論)
 下り坂で、自転車は加速する。(事実)
 慣性によって、自転車は急に止まれない。(法則)

例2: 観天望気
 明日のハイキングはやめよう。(結論)
 月にかさがかかっている。(事実)
 月にかさがかかると翌日は雨になりやすい。(経験則)

例3: 傾聴
 「相手の話を聴いたほうがよい」という個別命令を、身近な規範であることわざを参考にして理由づけしてみましょう。

 相手の話を聞いたほうがよい。(結論)
  あなたは一人で話している。(事実)
  よく聞き、よく聞いてもらおう。(思えば思わるる)
  会話のルールを守ろう。(親しき仲にも礼儀あり)
  自慢話はほどほどにしよう。(自慢は知恵の行き止まり)
  限られた時間を有効に使おう。(時は金なり)
  余裕を残して話そう。(知恵は小出しにせよ)
  相手にわかるように話そう。(人を見て法を説け)
  的確に話すには、よく聞こう。(話上手は聞き上手)


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