中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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文中の接続語1

 次の文章を読んで、問いに答えてください。

 現代日本の社会、そこに生きる人々の姿勢を考えるとき、私の気になる一つのことば、一つの問題がある。〔  〕、一つのことばに集約されている一つの問題がある。それは「頑張る」ということばだ。
 「頑張る」ということばを広辞苑でひいてみると次のように見られる。「(「頑張る」は当て字。「我に張る」の転)_羂佞鯆イ蠶未后△匹海泙任眷β僂靴討弔箸瓩襦」
 私たちは今日、だいたい△琉嫐でこのことばを多用している。多用――いや〔  〕乱用といってもよい。とりわけ若い人たちの手紙や会話には、一つや二つ、このことばが肝心のところで使われていないことはないといってよい。女の子は「頑張ってね」と言い、男の子は「お互いに……を目指して頑張ろう」などという。
 ある時、私は組合の全国的文化組織のある事務所を訪れ、そこの壁におびただしく貼られてあるビラをみておどろいた。全国から寄せられた激励、支持のことばが並べられているのだが、〔  〕 見渡したところ、六、七割までが「頑張ろう」「頑張れ」ということばなのである。そのとき、私に一つの小さな疑問がわいた。いったい何を、〔  〕「頑張る」のか。私は〔  〕皮肉になっていたのだろうか。 (以下省略)
(『しぐさの日本文化』 多田道太郎より)

問1 空欄 〔 1 〕に入れるのに適切な語を選び、記号で答えなさい。
 ア、しかし  イ、したがって  ウ、あるいは

問2 空欄 〔 A 〕〜〔 D 〕に入れるのに適切な語を選び、記号で答えなさい。
 ア、いささか  イ、ざっと  ウ、むしろ
 エ、しだいに  オ、どうして                 (茨城高校)

答え











答え
問1 ウ(あるいは)

問2
 A ウ(むしろ)
 B イ(ざっと)
 C オ(どうして)
 D ア(いささか)

(閑話)
 「頑張る」ということばは、「一生懸命」と同じように日本人が好んで使うようです。(「一生懸命」を作文

 群馬県に船の形をした荒船山(1423m)があります。岩峰の妙義山(1104m)に登った翌日、荒船山頂まで20分くらいのところで、友人が力尽きました。「あともう少しだから、頑張ろう」と声をかけると、「疲れているのに、頑張れは、イシ゛メられているような気がする」と言われ、ハッとしました。友人は、限界に近い状態で歩いていたのです。
 回復を待ちながら、休み休み進むと、山頂が近づいてきました。


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