中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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文中の接続語2

 接続語の練習をしてみましょう。次の文章に入れる語の組み合わせとして、最も適切なものを語群から一つ選んでください。

 東京近郊の北側には秩父の山をはじめとするこんもりとした森があり、南側には東京湾があります。夏は南北に冷えた冷熱源が二つできるわけです。二つの冷熱源にはさまれたところでは、温度差によって海陸風が吹きます。昼間は内陸のほうから暑くなり、海のほうが温度が低いので、内陸の暑いほうに海の冷えた空気がスーッと引っ張られます。だから昼間の風は、東京では南風なのです。夜になると、今度は海よりも内陸の山のほうが温度が冷えてくるので、山のほうから冷えた空気がスーッと流れてきます。
 そのように、町は呼吸をしているわけです。その呼吸をつなげてきたのが、街中の緑であり、川だったのです。〔  〕、 昔も暑いには暑かったのだけれど、クーラーがなくてもなんとか過ごせたのです。〔  〕今は、クーラーなしではとてもではないけどやっていけない。それほど都市部の温度上昇が、激しくなってしまったのです。 (後略)

語群
1 A つまり  B なぜなら
2 A しかも  B あるいは
3 A ただし  B けれども
4 A だから  B ところが

答 え











答 え


Bは、昔に対して今はちがう、ということを述べているので、「しかし」「ところが」などの逆接の接続詞になります。

Aは、海陸風の原理から「クーラーがなくてもなんとか過ごせた」ことを導いています。「それゆえ」「したがって」「だから」などの帰結する接続詞になります。「つまり」「すなわち」などの言い換えの接続語も候補になりますが、Bが逆接なので、1は除外されます。


参考文献
読売新聞 2008年2月22日朝刊 「公立高校入試特集・神奈川」


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