中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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学校を選んだ理由を書く

 小論文の対策が新聞に載っていました。米国ビジネススクールに合格した小論文の組み立てを、一般の「学校」に読み替えることができます。

 ネットイヤーグループ社長兼CEOの石黒不二代さんは、「自分を売り込むエッセー」で、相手の心をつかむ小論文(エッセー)を書く対策を次のように述べています。

・小論文のテーマは、「なぜ経営学修士号(MBA)を取るのか」「なぜこの学校を選んだか」という漠然としたテーマがほとんど。
・ビジネススクールを会社と考え、受験は自分をその会社に売り込むビジネスで、相手が学生に望む姿を反映させながら、自分にとってなぜMBAが必要なのか訴えた。
・当時働いていた会社でどのようなプロジェクトに参加し、マネージャーとしてどう周りを引っ張ったかをアピールした。
・一方で、将来の目標達成には足りないところがあるため、MBAを取りたいと書いた。

 あるべき姿と現実の差を問題といいます。1992年に受験した石黒さんは、経営者としての現在の状況を、あるべき姿(目標)としたのでしょう。その目標と、当時の状況(マネージャーとしての活動と、不足しているところ)のギャップを問題とみなし、問題を解決する手段としてMBAを取ることを選んだようです。目標を達成しようとする学生への手助けは、学校のあるべき姿と合致しているのでしょう。

 ビジネススクールを学校に置きかえ、小論文を書くための問いにしてみましょう。目標に向かって自らどのように行動するかが問われています。

 将来、自分のあるべき姿はどのようなものか? (目標・目的)
 目標を達成するには何が問題か? (問題)
  現状はどうか?
   どのような活動をしているか?
   何が不足しているか?
 問題をどのように解決しようとしているか? (手段)
  自分のできることは何か?
  なぜこの学校が必要か?
   この学校で何を習得したいか?
   学校に何を手助けしてほしいか?


参考文献
読売新聞 2008年5月8日夕刊 石黒不二代さん 留学のツボ 「自分を売り込むエッセー」


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