中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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比喩を使った文章

 次の文章は、雲の成長する様子が比喩によって表現されています。

 蒸し暑い日の昼すぎ、青空にもくもくと雄大積雲が成長していた。雲は山の大きさにも匹敵し、とても迫力がある。雲の中では激しい上昇気流が起こり、カリフラワーのようなたくさんの丸いかたまりが雲を成長させている。
 入道雲と呼ばれるこの雲は小さな水の粒が集まってできるが、上部が冷たい空気に触れると凍っていく。高さが10キロメートルを超えて成層圏に達すると、雲は上昇できずにアサガオの花の形のように広がっていき、積乱雲になる。このとき、まわりの小さな雲を次々と吸い込んでいくこともある。 (後略)  

 実際との類似性をもとに、比喩が使われています。雄大積雲は「たくさんの丸いかたまり」なので、カリフラワーにたとえています。ブロッコリーでは白い雲になりません。積乱雲の成長した形をアサガオにたとえることで、夏の季節も表しています。

実際 類似性 比喩
 雄大積雲 たくさんの丸い
かたまり
カリフラワーのような
 積乱雲 広がっていく アサガオの花の形
のように

 志賀直哉「暗夜行路」の文章のように、比喩に「まるで」を付けないのが一般的です。小学生の作文では、「まるで〜のように」がよく使われています。副詞の呼応があると、理解しやすいからでしょう。


参考文献
読売新聞 2008年5月26日夕刊 そら彩々「入道が成長すると雷神に」
(表記の一部を変更しています)


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