中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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調査研究型の事例3

 ハトが自分を認知できるか調べる実験が行われました。次の記事に、結論・方法・結果・解釈が述べられています。

 自分の姿 ハトも分る
(結論)
 ハトが自分の姿を撮影したビデオ画像を認知できることを、渡辺茂・慶応大教授(動物心理学)らが確認した。自分の姿を認知する能力は、チンパンジーやイルカ、ゾウなどで確認されているが、鳥類では初めてという。
(方法)
 渡辺教授らは5羽のハトを使い、現在のハトの動画と、以前に撮影したビデオ画像の2種類を見せた。現在の動画を「正解」とし、その画面をつつくとエサがもらえるように訓練し、80%以上の確率で区別できるようにした。
(結果)
 次に、現在の動画を数秒間遅らせて見せる実験を1羽あたり80回行ったところ、5〜7秒遅れても70〜80%は区別できることがわかった。
(方法補足)
 チンパンジーなどは、鏡に映る自分の姿を見て体を触ることで自己を認知する能力を確認できるが、ハトの場合、鏡の実験では能力を判断しにくいため、ビデオを使った実験を行った。
(解釈)
 渡辺教授は「自己の像を認知する力は、特定の動物のものだけではないようだ」と話している。   

 「ハトは、自分の姿が分るかもしれない」という仮説を、方法を工夫した実験によって実証しています。

 実験や調査の結果は、結論・方法・結果・解釈を述べることで、伝わりやすくなります。


参考文献
読売新聞 2008年6月22日朝刊 「自分の姿 ハトも分る」
(かっこ内を追加しています)


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