中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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論題の意図と答え方

 「テレビは人間にとって有益か」というディベートのテーマが新聞に載っていました〔1〕。論理思考力の育成に力を注ぐ中高一貫校の授業「国語論理」で扱われています。

 なぜ、このような論題が提示されるのでしょうか。落書きの是非については、非であることを倫理によって説得できます(規範の検証 を参照ください)。しかし、テレビの有益・無益という価値については、両方の考え方があります。

 そこで、論題が成り立つ条件と、答え方を考えてみましょう。松本道弘さんの『図解 ディベート入門』(中経出版)によると、次のような論題の条件が示されています。
 ・論題が重要であること
 ・多くの人に対立意見があること
 ・賛否両論が可能であること
 ・一過性ではなく長続きすること

 テレビの是非は論題として成り立ちます。なぜなら、娯楽・教育・災害時などの観点から重要な論題であるといえ、賛成・反対意見があり、継続する論題でもあるからです。

 ディベートの論題として成り立つので、小論文の課題としても成り立つといえます。はじめから賛否が決まっていては、論じてもしょうがないからです。

 では、賛否両論のある課題に、どのように答えるとよいでしょうか。答えの条件を考えてみましょう。

 つづく


参考文献
1. 読売新聞 2008年5月16日朝刊 教育ルネサンス「中高一貫 論理的思考力6年計画」


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