中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉3

 次の文章を読んで、後の問いに答えてください。

 神無月のころ、栗栖野といふ所を過ぎて、ある山里にたづね入ることはべりしに、はるかなる苔の細道を踏み分けて、心細く住みなしたるいほりあり。木の葉にうづもるかけひのしづくならでは、つゆおとなふものなし。閼伽棚あかだなに菊・紅葉などの降り散らしたる、さすがに住む人のあればなるべし。
 かくてもあらけるよ、とあはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子かうじの木の、枝もたわわになりたるがまはりをきびしく囲ひたりしこそ、少しことさめて、この木なからましかば、と覚えしか。
(兼好法師 「徒然草」 )

1. 下線の言葉の意味を書いてください。
 はべりし
 心細く
 つゆ
 あはれに
 覚えし

2. 「いほり」の周辺から、ある物音だけが聞こえてきます。それは何の音ですか。 (徳島県高)

3. 作者が「少しことさめ」たのはなぜですか。

答え












答え
1.
はべりし (ありました)
心細く (ものさびしく)
つゆ (まったく)
あはれに (しみじみと、風情があるように)
覚えし (思われた)

2.
かけひのしづく
(筧かけい: 竹などで作った水を引くとい)

3.
風情がある庭だと見ていたが、柑子(みかん)の枝が曲がるほどなっている木の周りを厳重に囲ってあったので。


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