中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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熟語を使った文章46

 つぎの文章には四字熟語が使われています。下線部にあてはまる言葉を語群から選んでください。

1. (卓球の福原 愛は)天才少女として注目され、アテネ五輪では初出場を果たした。しかし、この大会は「19歳で北京を、と狙って出られた。夢の舞台で五輪チャンピオンと戦い負けてしまったが、自分としては良かった」と______できた。

2. 燃料代の高騰で廃業に追い込まれる漁師さんが多くなったら大変です。海辺で魚釣りをするだけでは、日本国民の胃袋を満たせるわけがないのです。
 原油価格の高騰により、多方面で______の状態である現状は認識しているつもりです。

3. 職業人として、「説明責任を果たす」ことの大切さを(医者から)改めて教えられた。 (略) 取材相手に納得してもらえた時、初めて信頼関係を築けるものと信じ、______中である。

4. (不.登校の子共たちは)同年代が苦手で、大人や小さい子とはうまく付き合えます。 (略) 同年代の集団ではお互いに配慮はありませんから、傷つけあったり、______したりで、鍛えられるという結果にもなります。

〔語群〕
 四苦八苦
 切磋琢磨
 完全燃焼
 悪戦苦闘

答え










答え
1. 完全燃焼 (力のかぎりを尽くしきること)
2. 四苦八苦 (ひじょうに苦労すること)
3. 悪戦苦闘 (苦しんで努力すること)
4. 切磋琢磨 (せっさたくま: 友だちどうしが競争しながら向上すること)


参考文献
〔1〕読売新聞 2008年8月21日夕刊 「『強くなった』 試合後 ニッコリ」
〔2〕同紙 8月18日朝刊 気流「漁業の存続のため支援やむを得ない」
〔3〕同紙 5月20日夕刊 「記者ときどき私 説明責任」
〔4〕同紙 4月10日朝刊 教育相談室「同世代と付き合えない息子」
(表記の一部を変更しています)


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