中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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熟語を使った文章47

 つぎの文章には四字熟語が使われています。下線部にあてはまる言葉を語群から選んでください。

1. 時期に合わない無用の事物を「______」という。沖縄では真夏日というのに、稚内市できのう、最低気温1.5度を記録したという。

2. 地元の食材を地元で消費しようという「______」は主に地域おこしに狙いがあるが、温暖化防止にも役立つ。

3. もしマアナゴの産卵場所が特定され、仔魚の成育環境がわかれば、養殖技術の向上も期待できる。そうなれば、生まれも育ちも江戸前の、______の江戸っ子アナゴが登場するかもしれない。

4. 屋久島のいなか浜という海岸で、(観察会に参加し)アカウミガメの産卵を見た。 (略) このような自然は、ぜひ守りたいものだと思った。だが、そう願う人たちのなかにも、程度の差はあるだろうし、______の自然好きだって、もちろんいるだろう。 (略) 自然を守る活動の難しさにも触れた観察会だった。

〔語群〕
 地産地消
 正真正銘
 物見遊山
 夏炉冬扇

答え










答え
1. 夏炉冬扇 (夏の炉、冬の扇のように、季節はずれで役に立たないこと)
2. 物見遊山 (ものみゆさん: 見物してまわること)
3. 正真正銘 (本当・本物であること)
4. 地産地消 (地元産の物を地元で消費すること)


参考文献
〔1〕読売新聞 2008年8月23日朝刊 「編集手帳」 (練習のため、文の前後を入れ替えています)
〔2〕同紙 8月25日夕刊 「コンパス」
〔3〕同紙 5月9日朝刊 「輸送減らせる〜」
〔4〕同紙 8月18日夕刊 「マアナゴ どこで産卵」
(表記の一部を変更しています)


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