中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉6

 「奥の細道」を読んで、問いに答えてみましょう。

 山形領に立石寺りっしゃくじといふ山寺あり。慈覚大師の開基にして、ことに清閑の地なり。一見すべきよし、人々のすすむるによつて、尾花沢よりとつて返し、その間七里ばかりなり。日いまだ暮れず。ふもとの坊に宿借り置きて、山上の堂に登る。岩に巌いはほを重ねて山とし、松栢しょうはく年ふり、土石老いて苔なめらかに、岩上の院々とびらを閉ぢて物の音聞こえず。岸をめぐり、岩をはひて、仏閣を拝し、佳景寂寞かけいじゃくまくとして心すみゆくのみおぼ
 閑しづかさや 岩にしみ入る 蝉せみの声

  巌いはほ…大きな岩。
  松栢しょうはく…松や柏かしわの木。
  岸…切り立った所。
  佳景かけい…よい風景。
  寂寞じゃくまく…ひっそりとしている様子。
(松尾芭蕉 「奥の細道」 山寺 )

1.下線の言葉の意味を書いてみましょう。
(1) 勧すすむるによつて
(2) とつて返し
(3) 覚おぼ

2.芭蕉が尾花沢を出たのは何時ごろでしょうか。次の情報をもとに推理してみましょう。
 ・1689年7月13日の出来事です。
 ・1里は約4kmです。
 ・歩く速さは時速4kmくらいです。

3.どんなセミが鳴いていたでしょうか。鳴き声から想像してみましょう。
  アブラゼミ (ジー、ジリジリ…
  ミンミンゼミ (ミーン、ミンミンミンミー
  ヒグラシ (カナカナカナカナ)
  ニイニイゼミ (チィーチィー)

答え












答え
1.
(1) 勧めるので
(2) 引き返し
(3) 感じる

2.
 尾花沢を昼前(9時〜11時)に立ったようだ。
 山寺のふもとに着いたのは、「日いまだ暮れず」から夕方に近い。夏の夕方を16時〜18時とし、歩く速さを時速1里とすると、7里なので7時間かかる。16−7=9(時)、18−7=11(時)になる。

3. ニイニイゼミ

  ニイニイゼミ (出典: フリー百科事典「ウィキペディア」 )


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