中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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熟語を使った文章51

 つぎの文章には四字熟語が使われています。下線部にあてはまる言葉は語群のどれでしょうか。

1. 両手いっぱいのなめこをつかみ取りした会社員は、ヌルヌルした感触に______したが、「今晩からは、なめこ尽くしの毎日が楽しみ」(と話す)。

2. 愛媛県伊予市の「福岡自然農園」。山林に抱かれ、人の手を加えずに育った作物を見やりながら、長男の雅人さん(65)は振り返る。「父が山の斜面を切り開いたんです。______の人生でした」

3. 「これから面白いことを言います」と前置きされたら、どんな冗談も人は笑ってくれない。「これからお世辞を言います」と前置きされたら、どんな______も人は喜んでくれない。

4. 日本の砂糖の消費量は年々減少しているが、糖尿病患者は増加を続け、今や予備軍も含め成人の6人に1人に上る。糖質6割、たんぱく質2割、脂質2割という理想的な配分を目標に、______の食事を心がけたい。

〔語群〕
 美辞麗句
 腹八分目
 悪戦苦闘
 頑固一徹

答 え










答え

1. 悪戦苦闘 (苦しんで努力すること)
2. 頑固一徹 (考えや態度を最後まで変えないこと)
3. 美辞麗句 (美しく飾り立てた耳ざわりのよい言葉)
4. 腹八分目 (食べる量を8割ほどにすること)


参考文献
〔1〕読売新聞 2008年10月13日朝刊 「おあしす」
〔2〕同紙 9月16日夕刊 「大地の力で実り引き出す」
〔3〕同紙 9月6日朝刊 「編集手帳」
〔4〕同紙 10月10日朝刊 「甘みとつきあう」
(表記の一部を変更しています)


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