中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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熟語を使った文章58

 つぎの文章には四字熟語が使われています。下線部にあてはまる言葉は語群のどれでしょうか。

1. 朝青龍が5場所ぶりに先頭を突っ走る。 (略)
 俊敏かつ______な相撲で全盛期を築いてきた朝青龍だが、休場明けの今はその強みが薄れた。横綱もそこを自覚するからこそ、相手に力を出させない取り口にこだわる。 (略)
 現状の自分を知ることもまた、______の横綱らしさではある。だから、不調の今場所も負けずに11日間を努めてきた。

2. 「未曾有=みぞうゆう」 「頻繁=はんざつ」 「踏襲=ふしゅう」、これらは全て、麻生総理が読み間違えた漢字の一例である。 (略) これはひょっとしたら総理の______で、「こんないい年をした大人が漢字が読めないというのは、こんなに恥ずかしいことなんですよ」と、自ら______として、国民に「漢字力」の重要性を訴えたのではないだろうか?
 
〔語群〕
 百戦錬磨
 反面教師
 臨機応変
 深謀遠慮

答 え










答え

1. 臨機応変 (状況に応じて適切に対応すること)
   百戦錬磨 (多くの戦いで鍛えられ、経験が豊富なこと)
2. 深謀遠慮 (先々のことまでよく考えた計画・もくろみ)
   反面教師 (悪い見本になる人)


参考文献
〔1〕読売新聞 2009年1月22日朝刊 「朝青 気迫 琴欧を圧倒 11連勝」
〔2〕同紙 21日夕刊 「総理の『恥ずかしさ』追体験」
(表記の一部を変更しています)


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