中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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熟語を使った文章59

 つぎの文章には四字熟語が使われています。下線部にあてはまる言葉は語群のどれでしょうか。

1. 小屋に着くと、道中3日間抜きつ抜かれつした顔見知りがチラホラいる。多くは______になるかも知れないこうした山仲間と、輪になって語らうのはとてもいいものだ。

2. 体の問題をうらんだのではないか?
 「(体操をしていて)けがで得たもののほうが多いかもしれない」
   ______であるよりも良かったと?
 「まず、壁にぶつからなかったら、恐らくテングになってつぶれていた。それに、これだけ色々な人に支えられた選手は、そういないと思う。つまづいて、より強く実感した」

3. (民は)権力ぶるものをわらい、尊大なものをあざけり、結果として、自由でしたたかな自分たちのイメージを表現することができた。
 民とは、長いものに巻かれ、強いものに屈し、名のあるものに弱く、人の好みを自分の好みにする、ふがいない______、のことではないのです。

4. 人材不足が深刻になっている農業が、不況下で職を求める元派遣社員らの受け入れ先として注目されている。______、自然相手の生活に踏み出す人も出始めた。
 
〔語群〕
 順風満帆
 一期一会
 心機一転
 有象無象

答 え










答え

1. 一期一会 (いちごいちえ: 一生に一度だけの出会い)
2. 有象無象 (うぞうむぞう: 取るに足りない雑多な人たち)
3. 順風満帆 (じゅんぷうまんぱん: 思いどおりに順調に進むこと)
4. 心機一転 (あるきっかけで、気持ちがすっかり変わること)


参考文献
〔1〕読売新聞 2009年1月19日夕刊 みなみらんぼうの一歩二歩山歩 「荒川三山と赤石岳」
〔2〕同紙 1月31日朝刊 「『民』の声が聞こえる」
〔3〕同紙 2008年10月30日夕刊 「一人じゃ何もできなかった」
〔4〕同紙 2009年1月19日夕刊 「自然相手に再出発」
(表記の一部を変更しています)


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