中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
<< March 2024 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< 考える方法2 | 最新へ | 古文の言葉15 >>

熟語を使った文章60

 つぎの文章には四字熟語が使われています。下線部にあてはまる言葉は語群のどれでしょうか。

1. (サッカー・ワールドカップアジア最終予選の)豪州戦は「日本は予想通り」(ピム監督)と、余裕を持って土俵際を残された。
 「真っ正直」な日本は、______の世界各国からすれば、案外、与(くみ)しやすいのかもしれない。

2. 犬好きの首相はラブラドールレトリバー「エルモ」の頭をなでたり、ほおずりしたりと上機嫌だったが、エルモから顔にキスされると、「犬にだけは好かれる」とポツリ。 (略) 自身の発言を痛烈に批判されるなど、「______」の悲哀が思わずにじみ出た?

3. 当時、マスコミから「張本はひきょうだ。ホームランも打てるのに、バントで打率を上げている」と批判されていました。私は「それなら、______と打ってやる」と考えてしまいました。

4. チルチルとミチルが追う「青い鳥」は、メーテルリンクによって幸せの象徴として描き出された。中国やロシアには、不思議な青い花を題材にした物語もある。「青」は______、神秘的な色と考えられてきたようだ。
 
〔語群〕
 正々堂々
 海千山千
 古今東西
 四面楚歌

答 え










答え

1. 海千山千 (さまざまな経験を積んで、したたかなこと)
2. 四面楚歌 (敵に囲まれて孤立し、助けがないこと)
3. 正々堂々 (卑怯な手段をとらず、態度が立派なようす)
4. 古今東西 (いつでも、どこでも)


参考文献
〔1〕読売新聞 2009年2月12日夕刊 「攻撃 正直すぎた」
〔2〕同紙 14日朝刊 「犬にだけは好かれる」
〔3〕同紙 11日朝刊 「最多安打 張本 勲」
〔4〕同紙 2日朝刊 「編集手帳」
(表記の一部を変更しています)


- | 中学からの作文・論文 ホーム | comments(0) | - | permalink

この記事に対するコメント

コメントする






中学からの作文・論文 プロセス
関連学習 コメント メルマガ