中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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誤解を防ぐ表現2

 新聞の投稿欄に次のような投書がありました。2つの文は、それぞれ別の意味にも取れます。なぜでしょうか。

 韓国人である私の妻は日本で電車に乗る度に優先席は必要ないと主張する。「日本では、優先席があるから、高齢者や障がい者に席を譲らない」と言うのだ。 (後略)

問題
1. 1番目の文では、韓国人が私か妻かあいまいです。正しく伝わるように、(1)から(3)の方法で文を直してみましょう。
(1)テンをつける。
(2)省略する。
(3)前後を書き換える。

2. 2番目の文は、「優先席では席を譲る」という一般的な考えと異なり不自然です。的確に伝わるように、文を直してみましょう。

答 え










答えの例
1. 「韓国人である」と「私」が隣接するので、「私」を修飾するかのようです。「妻」が修飾されるように直します。

(1)韓国人である、私の妻は日本で電車に乗る度に優先席は必要ないと主張する。

(2)韓国人である妻は日本で電車に乗る度に優先席は必要ないと主張する。

(3)私の妻は韓国人であり、日本で電車に乗る度に優先席は必要ないと主張する。

2. 「優先席のほかでは席を譲らない」という文意にします。

 「日本では、優先席があるから、それ以外では高齢者や障がい者に席を譲らない」と言うのだ。

 「日本では、優先席があるから、高齢者や障がい者に優先席以外では席を譲らない」と言うのだ。


参考文献
読売新聞 2009年2月25日朝刊 気流「他人を思いやる席 優先席だけではない」
(表記の一部を変更しています)


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