中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉19

 次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。

 鶯(うぐひす)は、巣を作る事はなはだうつくしく、篠(ささ)の葉を人の髪筋にてまとひ(髪の毛で巻きつけ)、その形(なり)は丸くして底深く、餌ふご(鳥の餌かご)のかたちに似たり。
 鳩(はと)、これを習わんとて、鶯に近づきて、巣の作りやうを見るに、細き竹ぎれ、柴(小さな雑木)の折れを下に渡し、その上に巣をかくる。それまでも見とどけず、竹、柴を渡したるばかりを見て、もはや心得たりと思ひ、己(をのれ)巣を作る時は、木の枝に柴の折れ四、五本を渡し、その上に木の葉をしきて卵を生む。卵、柴の折れを渡したるあひだよりもれ落ちて、打ちくだけて育ちがたし
 口伝(くでん)も師伝も受けずして、だだ身及び聞き及びたるにまかせて、根に入らぬわざどもを、知らぬことなくおぼえ顔なるは、鳩の巣にたとへたり。

 口伝・師伝 … 口伝え。師匠が弟子に重要な教えを授けること。
(「浮世物語」 大分県高校入試問題文より 表記を一部変更)

 「浮世物語」は、江戸時代に僧・浅井了意によって書かれました。この話は、自己流による技術習得の危うさについて語られています。

問題 下線の言葉の意味を書いてみましょう。
(1) 作りやう
(2) 巣をかくる
(3) もはや心得たり
(4) 育ちがたし

答 え












答 え
(1) 作り方、様子
(2) 巣をかける
(3) もう分かった、もう会得した
(4) 育つのは困難である


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