中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉20

 次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。

 花は盛りに、月は隈(くま)なきをのみ見るものかは。 雨に向かひて月を恋ひ、垂(た)れ込めて春のゆくへ知らぬも、なほあはれに情け深し。 咲きぬべきほどの梢(こずゑ)、散りしをれたる庭などこそ、見どころ多けれ。歌の詞書(ことばがき)にも、「花見にまかれりけるに、早く散り過ぎにければ」とも、「(さは)ることありて、まからで」なども書けるは、「花を見て」と言へるに劣れることかは。花の散り、月の傾くを慕ふならひはさることなれど、ことにかたくななる人ぞ、「この枝かの枝、散りにけり。今は見どころなし」などは言ふめる

花は盛りに、月は隈(くま)なきを・・・桜の花は満開のときに、月は曇りのないものを。
垂(た)れ込めて・・・すだれなどを垂れて、室内に閉じこもって。
咲きぬべきほどの・・・咲きそうなほどの。
ならひはさることなれど・・・習慣はもっともなことだが。
かたくななる人・・・ものの情趣を理解しない人。
(吉田兼好 「徒然草」 より)

 花見・月見の見所は、満開の花や満月だけではないことが書かれています。

問題 下線の言葉の意味を書いてみましょう。
(1) 見るものかは
(2) なほあわれに
(3) まかれりけるに
(4) 障(さは)ることありて
(5) 言ふめる

答 え












答 え
(1) 見るものだろうか(そうではない)。
(2) やはりしみじみと、やはり身にしみて。
(3) 参りましたところ。
(4) 支障があって、さしつかえることがあって。
(5) 言うようだ。


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