中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉22

 次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。

 佐伯氏長(さへきうぢなが)、初めて相撲の節(せち)に召されて、越前の国より上りける時、近江の国高島郡石橋を過ぎ侍りけるに清げなる女の、川の水を汲みて自らいただきて行く女ありけり。氏長きと見るに心動きて、ただうち過ぐべき心地せざりければ、馬より下りて、女のとらへたる腕のもとへ手をさしやりたりけるに、女のうち笑ひて少しももて離れたる気色もなかりければ、いといとわりなく覚えて、腕をひしと握りたりける時、桶(をけ)をば外して氏長が手を脇にはさみてけり。 (後略)

 相撲の節・・・陰暦7月、天皇が諸国から集めた力士の相撲を観覧する行事。
(「古今著聞集」 灘高校入試問題文より 表記を一部変更)

 古今著聞集(ここんちょもんじゅう)は鎌倉時代の説話集です。佐伯氏長という相撲取りが上京の途中、手を女の脇にはさまれてしまいます。このあと氏長は、女の家に連れて行かれ、力をつけてもらって、相撲の節会に向かいます。

問題1 次の言葉の意味を書いてみましょう。
ア 過ぎ侍りけるに
イ きと見るに
ウ 気色
エ ひしと

問題2 「清げなる女の、川の水を汲みて自らいただきて行く女ありけり」の現代語訳として適切なのはどれですか。
ア 美しそうな女が、川の水をすくって自分で飲んで歩いて行くのに会った。
イ 美しそうな女が、川の水を汲んで自分の頭の上にのせて行くのに会った。
ウ 美しそうな女で、川の水を汲んで頭の上にのせて運んでいく女がいた。
エ 清潔そうな女が、川の水をすくって飲んで歩いて行くのに会った。
オ 清潔そうな女で、川の水を汲んで頭の上にのせて行く女がいた。

答 え












答 え
1.
ア 過ぎましたところ
イ ちょっと
ウ 様子
エ しっかりと

2. ウ
 清げ: すっきりと美しい
 頂く: 頭の上にのせる


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