中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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量か質かを作文2

 課題は、「練習で重視するのは量か質か」です。ここでは、具体的な体験を「字の練習」とし、それぞれの長所・短所を表にまとめます。


量を重視する 質を重視する
長所 何度も練習するとよく覚える。
正しく美しい字に近づく。
短所 字が雑になったり、間違って覚えることがある。
時間がかかる。
書く練習が少ないと忘れやすい。


 表をもとに作文を書いてみましょう。

作文例 (質を重視)











´↓きキΝЛ┃悪鵜沖貝
 練習は、量より質を重視したほうがよい。
私は、「母」という字を何度も書いて練習し
たはずだった。ところが、右下の線は「口」
のように飛び出ないと間違って覚えていた。
 たしかに何度も練習すると覚えることがで
きる。しかし基本どおりに正しく身につくか
どうかは別である。細部にまで気を配り、質
の高い練習をしないと、修得したことが役に
立たないこともあり得る。練習は質を重視す
べきだ。

 弁証法に「量質転化の法則」があります。事物は、ある限度をこえて量が変わると質が変わるという法則です。温度が上がると、氷は水になります。時を経て老朽物が壊れます。文字のドット数を減らしていくと、文字でなくなります。この法則を作文に援用してみましょう。

作文例 (量を重視)











´↓きキΝЛ┃悪鵜沖貝
 練習は、質より量を重視したほうがよい。
私は字が下手だった。きれいな字が書けるよ
うになるため、教科書の字を書き写して練習
した。毎日続けていたある日、先生から字が
上手になったと言われた。
 技能の修得は練習の積み重ねによる。初め
から質を求めるのは難しい。弁証法の量質転
化の法則によると、ある限度をこえて量が変
わると質が変わるという。練習量を増やすこ
とによって、技能の質の向上が期待できる。


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