中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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古文の言葉25

 次の古文を読んで、問いに答えてみましょう。

 中ごろ(あまり遠くはない昔)の事にや、山より下りける僧ありけり。糺(ただす神社)の前の河原を過ぐるに、幼き童部(わらべ)三人、おのおのいみじく争ひ論ずる事あり。この僧、立ちどまりて、その故を問ふ。童の言ふやう、「ここに、おぼつかなき事侍り。神の御前にて、まづ、人のよみたまふ経の名をさまざまに申して、『我こそよく言へ』と、かたみに論じ侍るなり」と言ふ。
 をかしと思ひて、ひとりづつ、これを問へば、一人は真経と言ひ、一人は深経と言ひ、一人は神経と言ふ。僧うち笑ひ、「これは皆ひがごとぞ。心経とこそ言へ」と言へば、言ひやみて、皆去りぬ。
(「発心集」 青山学院高等部入試問題文より 表記を一部変更)

 「発心集」は、「方丈記」を書いた鴨長明による鎌倉時代の仏教説話集です。
 3人の議論を、通りかかった僧がまとめてしまいます。(このあと神が現われ、3人の言うことはまちがいではないと僧に苦言を呈します)

 次の言葉の意味は、語群のどれでしょうか。
1 いみじく
2 おぼつかなき
3 かたみに
4 をかし
5 ひがごとぞ

〔語群〕
ア たがいに
イ まちがいだ
ウ はげしく
エ はっきりしない
オ おもしろい

答 え












答 え
1 ウ いみじく (はげしく)
2 エ おぼつかなき (はっきりしない)
3 ア かたみに (互に: たがいに)
4 オ をかし (おもしろい)
5 イ ひがごとぞ (避事ぞ: まちがいだ)


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