中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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 つぎの文を読み、何が書かれているかすぐ分かるように、段落を追加してみましょう。

 タンポポの種子は、綿毛のかさを広げて風を待つ。このかさが微かな風もとらえて種子を運んでいく。着地すると種子をおおう細かなトゲが船の錨(いかり)のように働いて、種子を地面につなぎ止めるのだ。
 果物が熟れて甘くなるのも、植物の“領土拡大作戦”の一つである。トリやサルなどの動物に食べさせて移動するやり方だ。消化されていない種子がフンと一緒に出されて、やがてその場で芽を出す。
(読売新聞 2009年4月22日朝刊 「全国学力テスト 小学国語A」 問題文より 表記を一部変更)

(ヒント) 動物とちがって植物は移動できません。植物は仲間を増やすために、種子を移動させ、そこから芽が出るようにしています。種子を移動させる二つの方法が書かれています。

答 え










答 え
(考え方)
 はじめに全体をまとめて説明し、つぎに二つの部分を説明しましょう。大まかに分かったあと、細かく分かるからです。

  AとBの方法がある。
  Aは…である。
  Bは…である。
(段落1)
(段落2)
(段落3)

答えの例
 植物が種子を移動させ仲間を増やすには二つの方法がある。一つは綿毛を利用し、もう一つは動物を利用する。
 タンポポの種子は、綿毛のかさを広げて風を待つ。このかさが微かな風もとらえて種子を運んでいく。着地すると種子をおおう細かなトゲが船の錨のように働いて、種子を地面につなぎ止めるのだ。
 果物が熟れて甘くなるのも、植物の“領土拡大作戦”の一つである。トリやサルなどの動物に食べさせて移動するやり方だ。消化されていない種子がフンと一緒に出されて、やがてその場で芽を出す。


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