中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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ことわざを使った文章74

 つぎの文章には、ことわざ・慣用句が使われています。下線部にあてはまる言葉は何でしょうか。

1.  (修学旅行で)東大寺南大門の金剛力士像を見た時です。これが教科書で見たものかと感じるとともに、あまりの迫力に言葉も出ませんでした。 (略) 「______」というのはこういうことを言うんだな、と強く感じました。

2.  (亡くなった)父の作業を思い出して米や野菜を作ることにした。 (略) 野菜作りでもトマトやナスの苗が風で飛ばされたりした。甘く見ていた私は______、農業の重みを思い知らされた。

3.  耐震性が低い建物は、瞬時につぶれる1階よりも2階のほうが安全など、建物による壊れ方の特徴が明らかになってきた。2007年の新潟県中越沖地震では、家がつぶれる前に外に逃げ出し、______例も報告されている。

4.  農地制度の軸足を「所有」から「利用」に移して農業の衰退に歯止めをかける。こんな狙いを込めた改正農地法が、国会で成立した。 (略) 改正法を______に終わらせないためには、貸し手と借り手の相互理解が重要だ。

〔語群〕
 しっぺ返しを食い
 絵に描いたモチ
 九死に一生を得た
 百聞は一見にしかず

答 え










答 え
1. 九死に一生を得た (〜を得る: 危ういところで、かろうじて助かる)
2. しっぺ返しを食い (〜を食う: 仕返しされる、報いを受ける)
3. 百聞は一見にしかず (何度も話を聞くより、実際に見るほうがよく分かること)
4. 絵に描いたモチ (何の役にも立たないもの)


参考文献
〔1〕〔2〕読売新聞 2009年6月29日朝刊 気流「仏像の圧倒的迫力」「片手間だった農業 本格的に営む苦労」
〔3〕同紙 13日夕刊 「地震の鉄則 本当なの?」
〔4〕同紙 28日朝刊 社説「平成農地改革」 (表記の一部を変更しています)


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