中学からの作文・論文

作文・論文を書くための本質化・論理構成・文章表現。
(基礎知識: ことわざ・慣用句、三字・四字熟語、古文、漢字)
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音を作文

 音に関係がある文章を新聞記事から紹介します。

 「夢ってどこに行ったら見られるの?」。添い寝をしていたら3歳の孫に聞かれた。「おりこうにネンネすると見られるよ。だから早く寝ようね」と答えた。
 娘が「バツイチ子持ち」で帰って来て2年。再び学生になった娘に代わり、夫と2人で育児ならぬ育孫の日々だ。 (略)
 私たち夫婦は60歳代半ば。いつまでこうして動けるか不安もある。でも、孫が本当の夢に向かってはばたくまで応援してやりたいと思っている。
(読売新聞 2008年10月28日朝刊 「孫が夢へはばたくまで」) 

 漫画「釣りキチ三平」を読んでいて、大物を釣り上げる場面に「グィーン」と擬音語の表現があるのに気がついた。この音はなぜ起こるのか。
 中学3年の後藤修平君が、そんな疑問を持ち、科学部男子5人による「釣り人のロマン〜糸鳴りの研究」は始まった。
 糸は切れる半分ほどの力を加えた時に鳴りやすいことを突き止めた。竿は糸の振動を増幅し、音を大きくすることも分かった。そして、力が加わると糸の一部にキズができ、糸が振動する、それが糸鳴りの原因との推論を導き出した。
 この研究は中学の部の文部科学大臣賞に選ばれた。
(読売新聞 2009年2月7日朝刊 「理科振興 刈谷の底力」 一部要約) 

 病状は急速に悪化した。息子が妻に欲しいものを尋ねると、「千の風になって」が聴きたいという。息子が買ってきて、イヤホンをかけてあげた。妻は目を閉じ、無言で涙を流した。
 残りの時間を自覚しながら、どんな思いで聴いたのだろうか。妻の気持ちを考えると涙が流れた。数日後、妻は風になっていた。墓石には家名ではなく、「風」と一字刻んでもらった。
(読売新聞 2009年2月1日朝刊 「妻を送った名曲」)


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